Windows – 白黒写真や動画をカラー化するAIツール【4DDiG File Repair】

製品サイトからインストールファイルをダウンロードし、ダウンロードしたファイルを実行してインストールします。インストール設定をクリックして任意の場所にインストールすることも出来ます。
 インストール をクリックし、続いて 開始 をクリックしてインストールします。

「動画修復」の「動画カラー化」を使ってみます。多分、インストールにGB単位の容量が必要なのでしょうか、この機能はダウンロードする必要があります。

ダウンロードが完了すると、動画を追加することが出来ます。
ドラッグ&ドロップで一度に複数のファイルを追加しました。それぞれの動画ごとに「顔検出」や「解像度」の設定が行なえます。人物の動画のみ「顔検出」をONにしてみました。今回はすべての動画で「解像度」は変更せずに1倍としました。プレビューで確認することも出来ますが、エクスポートと同等の時間がかかることが予想されますので、今回は直接エクスポートします。
「保存先」を設定して、 すべてのエクスポートする&nbspをクリックします。

ここで「プロ版」へのアップグレードが必要になります。無料版ではファイルをエクスポート出来ません。「プロ版」のライセンスを購入することで全ての機能が使えるようになります。

「プロ版」にアップグレードするとエクスポートが始まります。比較的低スペックでSSDの容量も残り少ないパソコンで行いましたので、エクスポート完了までに5時間程度かかりました。5MBくらいの動画で1時間位です。動画関連の時間はパソコンのスペックにかなり左右されると思います。

エクスポートが完了すると一覧表示されます。フォルダを開いて確認してみましょう！

「4DDiG File Repair」の「写真修復」から「写真カラー化」を開始します。

カラー化する写真を追加します。思い出の白黒写真は「顔検出」ONでエクスポートしました。その後、他の複数の写真を追加して顔検出はせずにエクスポートします。

エクスポートはすぐに完了します。フォルダを開いて確認してみましょう！

「写真修復」の「写真を高画質化する」を開始し、横400～677ピクセル程度の低解像度の写真を追加して、「2倍に拡大」します。
「AIモデル」で「ノイス除去」や「ポートレート専用」（顔用）を選ぶことも出来ますが、今回は「一般モデル」のままエクスポートします。

先ほど2倍に拡大したライオンの写真を再度追加し、「4倍に拡大」でプレビューします。生成に少しだけ時間がかかりました。

プレビューでも違いが分かります。うまく補正されています。
書き出された写真が下記です。素晴らしいです。

開こうとすると「ファイル形式がサポートされていない」「ファイル拡張子が正しくない」「ファイルが破損している可能性」などのエラーが出る写真や動画、グリッチが起きてノイズだらけの写真などを「4DDiG File Repair」で修復して開くことが出来ます。

「写真修復」の「写真の不具合を修正する」を開始し、エラーが出たりグリッチが入った写真を追加して 修復開始 をクリックして修復します。
修復が完了したら、必要なファイルを選択してエクスポートします。

70点の写真を修復し、1点を除いては成功しました。98.5%の成功率です。
失敗した写真には&nbsp高度な修復 を行うことが出来ますが、修復対象の写真と同じデバイスで撮影した写真が必要です。今回は手元にすぐに見つからなかったので諦めました。

動画の修復も写真と同様です。拡張子が avi, flv, MKV, MOV, mp4 の動画ファイルを31点追加して修復し、MKVファイル2点を除いて成功しました。93.5%の成功率です。

修復に失敗した2点のMKVファイルに&nbsp高度な修復 を試みます。前出の修復に成功した同じ拡張子のMKVファイルを使って&nbsp高度な修復 を行ったところ、2点とも修復に成功しました。