印刷物の指示書など、他の人に「ここは空白を入れてください」ということを伝える場合があります。
そういった場合、実際にスペース(空白)を入れても伝わり方が曖昧ですので、空白記号(␣)を入れたいことがあります。
この空白記号ですが、日本語入力によって入力の方法が若干異なりますので、Microsoft IME と Google IME(Google 日本語入力)の場合についてご紹介します。
Microsoft IME の場合
Microsoft IME の場合は2つの方法があります。
- 1つ目は”くうはく“と入力して変換。これが最も簡単ですね。
- もう1つは文字コード(Unicode)で指定する方法です。
文字コードで指定する場合は、空白記号のUnicodeが2423ですので、2423 と入力して[F5]キーを押すと変換候補に ␣ があります。
入力する際、半角英数字/直接入力で入力すると 2423 で確定してしまうので、ひらがな など変換候補の出る入力をしてください。
ちなみにこの ␣ は環境依存文字とされています。
- 環境依存文字
- Shift_JISで表現できます。
- JIS X 0213:2004 (JIS2004) 文字セットで追加されたJIS第三水準/第四水準漢字のことで、以前のフォントである JIS X0208 (JIS90) 文字セットを搭載した機器(Windows XP以前のOSを搭載したパソコンなど)との間で、メールや文章データのやりとりなどの際に「文字化け」が発生する可能性があります。
- 文字化けの可能性は少ないですが、JISX0208 には含まれていない為コメントが付きます。
Google IME(Google 日本語入力)の場合
Google IME の場合は文字コード(Unicode)一択ですが、Microsoft IME と若干違います。
空白記号のUnicode 2423 の頭に U+ を付加して、U+2423 と入力して[F5]キーまたは変換してください。
この場合も、入力の際に半角英数字/直接入力以外で入力するようにしてください。
最後に、最も簡単なのは、このページに何度も出てくる ␣ をコピペして使うことかもしれません。
以上、ご参考になれば幸いです。
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