EXCEL – 1行おき(1列おき)に色を変えるには条件付き書式にMOD関数を用いる

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今更ながらですが、エクセルで1行おきに背景色を変更して見やすくしたいと思ったことはありませんか?
実は私自身はあまり考えたことがなく、大量にデータがある業務ファイルなどは、選択行が一目でわかるようにクリックでセル背景色を変えるVBAを使っていました。
ところが、実際にこの条件付き書式にMOD関数を使う方法を利用してみると、とても見やすくなります。条件付き書式なので行列を追加・削除しても書式ルールは保たれ、とっても手軽で便利な方法です。

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MOD関数とは

MOD関数は、数値を除数で割ったときの剰余(余り)を返します。

EXCEL
=MOD(数値,除数)
=MOD(3,2) //例:3を2で割ったときの余り1を返す

条件付き書式にMOD関数を用いて1行おきに背景色を変える

  1. ワークシートで条件付き書式を適用する範囲を選択します。シート全体を選択する場合はシート上のセルを選択して [ctrl]+Aキー もしくはA1セル左上の⊿マーク(すべて選択ボタン)をクリックします。

  2. [ホーム ] > [条件付き書式 ] > [新しいルール] を開いて、ルールの種類の選択で[数式を使用して、書式設定するセルを決定]を選択します。
  3. [次の数式を満たす場合に値を書式設定]ボックスに数式「=MOD(ROW(),2)=0」を入力します。
    この数式は、行番号を2で割ったときの余りが0(つまり2で割り切れる)、つまりは行番号が偶数の時という条件になります。奇数の時を条件にしたい場合は、「=MOD(ROW(),2)<>0」(行番号を2で割ったときの余りが0ではない。つまり割り切れない)となります。
    同様に、行ではなく1列おきに書式を変更する場合は、「=MOD(Column(),2)=0」(偶数列に適用)、「=MOD(Column(),2)<>0」(奇数列に適用)となります。

  4. [書式] > [セルの書式設定]で背景色などを選択して[OK]で閉じます。工夫次第でいろいろ出来そうです。

以上、ご参考になれば幸いです。
ありがとうございます。

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